珊瑚の種類:血赤珊瑚原木枝(本サンゴ)高知県 高知沖産
サイズ 最大:縦69.2mm×幅(広がり)47.7mm
釣り糸 サイズ 1.0mm
珊瑚
一般的にサンゴと呼ばれているものの多くは「造礁サンゴ」のことです。
国内では、沖縄県に多く生息しており、水温が20℃以上の海岸線に沿って生息している
サンゴ礁のことを呼んでいます。
サンゴは、数百種類存在しているといわれ、その中でも、日本近海の水深100m以上より
採取されるベニサンゴ(赤珊瑚)があります。
赤珊瑚の中で、最も濃い赤珊瑚を『血赤珊瑚』と呼び珍重されてきました。
珊瑚ふしぎ発見
高知県民のお方で、記憶に止めておられる方もいらっしゃるかもしれません。
数十年前、高知県在住の方が採取された赤珊瑚の中から、珊瑚の根元から中心に5cm程が包み込まれるような形で、釣り用のナイロン製のテグスが見つかったそうです。
当時としては、ナイロン製のテグスが使用されるようになって、僅か20年程しか経過していなかった為、『珊瑚が1cm成長するのに何年・何十年の歳月を必要とする』としていた見解が『赤珊瑚の成長は想像以上に早いのではないか』。と明らかになったようです。
宝石サンゴの研究が未だになされていない現状では、あくまでも想像にしか過ぎません....。
海洋学など研究者が多い中、一日も早く、珊瑚に関わる素晴らしい研究が実現することを願っております。
ウミガメがゆったりと泳ぐ美しい海・・・
土佐湾に鯨が遊びに来てくれる日・・・
人々の心を癒す宝石サンゴを育くむ大切な海を守って行きたいですね。
新情報がございましたら、是非、Lapinにお知らせ下さいませ。
サイズ 最大:縦69.2mm×幅(広がり)47.7mm
釣り糸 サイズ 1.0mm
珊瑚
一般的にサンゴと呼ばれているものの多くは「造礁サンゴ」のことです。
国内では、沖縄県に多く生息しており、水温が20℃以上の海岸線に沿って生息している
サンゴ礁のことを呼んでいます。
サンゴは、数百種類存在しているといわれ、その中でも、日本近海の水深100m以上より
採取されるベニサンゴ(赤珊瑚)があります。
赤珊瑚の中で、最も濃い赤珊瑚を『血赤珊瑚』と呼び珍重されてきました。
珊瑚ふしぎ発見
高知県民のお方で、記憶に止めておられる方もいらっしゃるかもしれません。
数十年前、高知県在住の方が採取された赤珊瑚の中から、珊瑚の根元から中心に5cm程が包み込まれるような形で、釣り用のナイロン製のテグスが見つかったそうです。
当時としては、ナイロン製のテグスが使用されるようになって、僅か20年程しか経過していなかった為、『珊瑚が1cm成長するのに何年・何十年の歳月を必要とする』としていた見解が『赤珊瑚の成長は想像以上に早いのではないか』。と明らかになったようです。
Lapinの考え方(・・。)? 想像デス。。。
珊瑚に携わらせて頂いて、上記の疑問が常に脳裏に浮かんでいました。
幼い頃より「珊瑚はね。1cm成長するのに何年も何十年も掛るのよ」と聞かされていました。
日本の珊瑚は、明治初期より欧米に多く輸出されてきました。
最盛時には、年間100億円産業に達し、珊瑚に関係する多くの人々が従事されていたそうです。
その市場は、養殖真珠の開発に成功を果たしたものとは異なり、宝石珊瑚の全てが天然資源に頼ってきました。
珊瑚が大好きであった母の話に耳を傾けながら、子供心に『立派な研究者が表れて、珊瑚を養殖できる時代がくればいいのに....』と思ったことでした。
テグスを包み込んだ珊瑚の話を知った時、現物を是非拝見させて頂きたいと思っていました。
どのような状態であるのか?
赤珊瑚に限らず、日本近海で採取された珊瑚には見られないのか?
他の種類の珊瑚は...?
様々な疑問を感じました。
2005年12月。お世話になっている、ある一人の珊瑚職人さんから「皆さんに見せてあげなさい」と釣り糸を包み込んだ珊瑚を譲り受けました。
その時の珊瑚が画像のものです。
画像の珊瑚の種類も「べニサンゴ」であり、高知沖で採取された赤珊瑚で、最も濃い赤色をした血赤珊瑚と呼ばれる珊瑚原木です。
Lapinが疑問に感じているのは、珊瑚の成長が早くて包み込んでしまったのか。
或は、表現は難しいが、珊瑚そのものに「治癒」する力が備わっているのではないかということです。
手足を持たない珊瑚は、自ら絡み付いたテグスを外すことができません。
だとすると、共存する道を選択しても決して不思議ではないのでは?
サンゴ虫群体として「治癒」する形で包み込む。。。
通常の成長とは異なり、珊瑚そのものの群体が、応急手当てをしているのではないかとも考えました。
異物が絡まることで、枯れてしまっても不思議ではない珊瑚が、異物そのものを包み込んでいるのですから、“生きる力”を感じずにはおられません。
珊瑚に携わらせて頂いて、上記の疑問が常に脳裏に浮かんでいました。
幼い頃より「珊瑚はね。1cm成長するのに何年も何十年も掛るのよ」と聞かされていました。
日本の珊瑚は、明治初期より欧米に多く輸出されてきました。
最盛時には、年間100億円産業に達し、珊瑚に関係する多くの人々が従事されていたそうです。
その市場は、養殖真珠の開発に成功を果たしたものとは異なり、宝石珊瑚の全てが天然資源に頼ってきました。
珊瑚が大好きであった母の話に耳を傾けながら、子供心に『立派な研究者が表れて、珊瑚を養殖できる時代がくればいいのに....』と思ったことでした。
テグスを包み込んだ珊瑚の話を知った時、現物を是非拝見させて頂きたいと思っていました。
どのような状態であるのか?
赤珊瑚に限らず、日本近海で採取された珊瑚には見られないのか?
他の種類の珊瑚は...?
様々な疑問を感じました。
2005年12月。お世話になっている、ある一人の珊瑚職人さんから「皆さんに見せてあげなさい」と釣り糸を包み込んだ珊瑚を譲り受けました。
その時の珊瑚が画像のものです。
画像の珊瑚の種類も「べニサンゴ」であり、高知沖で採取された赤珊瑚で、最も濃い赤色をした血赤珊瑚と呼ばれる珊瑚原木です。
Lapinが疑問に感じているのは、珊瑚の成長が早くて包み込んでしまったのか。
或は、表現は難しいが、珊瑚そのものに「治癒」する力が備わっているのではないかということです。
手足を持たない珊瑚は、自ら絡み付いたテグスを外すことができません。
だとすると、共存する道を選択しても決して不思議ではないのでは?
サンゴ虫群体として「治癒」する形で包み込む。。。
通常の成長とは異なり、珊瑚そのものの群体が、応急手当てをしているのではないかとも考えました。
異物が絡まることで、枯れてしまっても不思議ではない珊瑚が、異物そのものを包み込んでいるのですから、“生きる力”を感じずにはおられません。
海洋学など研究者が多い中、一日も早く、珊瑚に関わる素晴らしい研究が実現することを願っております。
ウミガメがゆったりと泳ぐ美しい海・・・
土佐湾に鯨が遊びに来てくれる日・・・
人々の心を癒す宝石サンゴを育くむ大切な海を守って行きたいですね。
新情報がございましたら、是非、Lapinにお知らせ下さいませ。