高知県立牧野植物園は、高知県が生んだ【植物学の父】牧野富太郎博士を顕影する為、昭和33年に開園しました。
園内には、高知県の植物を中心に、博士ゆかりの植物など、約3,000種の植物が四季を彩っています。
人と自然の関係を大切にした安らぎと空間で、自然と共に生きることの豊かさを感じて下さい。

牧野富太郎
Tomitarou Makino
（１８６２〜１９５７）
植物学者

牧野富太郎博士は文久2年、現：高岡郡佐川町の造り酒屋に生まれました。私塾などで高度な教育を受けていたこともあり小学校２年で退学。
土佐ならではの自然に育まれながら、植物を愛し、自然を師とし独学で植物の研究を続けました。
22歳で上京。東京大学植物学教室で植物分類学の研究に打ち込み、日本で初めて植物の「ヤマトグサ」に学名を付け、日本の植物学研究を世界のレベルにまで引き上げた業績は偉大です。
晩年も研究への情熱は衰えず、95年の生涯に於いて命名した新種並びに変種は約2,500種。全国を調査して収集した標本は約50万点にも及びます。

Lapinちゃんも小学校の国語の教科書で「牧野富太郎」を学習しました。
『庭に生えていたオニフスベという植物・・・』の名を
しっかり記憶したン十年でございます。