守るから継ぐへ・・・
2017.09.07
本日の天気予報。
高知県中部の午後からの降水確率は60% /////
土砂降り! 向う先が全く見えないくらいの大雨!
おまけに空が割れんばかりの雷
目が潰れてしまいそうな稲妻!
電池を買いに行っちょって、稲妻にやられたかと思いました。
ホンマに怖かったーーー!
さてさて本日は、ルースになってくれる珊瑚ちゃんたちをご紹介致しますね♪
何だこれはーーー?
その様に思われたお方も多いのではないでしょうか。。。
以前にも発信(独り言)したけんど、珊瑚ちゃんを加工させて頂くオシゴトは、綺麗な環境でエレガントに美しく出来るオシゴトではありません。
私の場合、最初にご指導賜りましたのが今のお師匠さんですので、これがたまるか、有無を言わさず豪快に素早く表面を削り、これまたスピーディに面取りを行い、その後は長〜く珊瑚ちゃんたちと向き合って、新たな息吹を吹き込んでいらっしゃるお方でございますので、一応、弟子的存在の私は、第一段階の表面を豪快に削るを習得してしまい、換気扇&集塵機が間に合わないくらい辺り一面真っ白に、、、
ずっと珊瑚ちゃんのお粉を皮膚に付着させていると、肌の水分と油分が珊瑚ちゃんのお粉によって吸着されてしまいますので、お肌もカサカサ!
原木様の表面を削り、カットし、雫型やカボションと云ったルースを加工させて頂く為に必要な昔ながらのお道具が「竹」と硬い木材の「枝」です。
Lapinが加工の勉強をスタートさせて頂いた当初は、極小で無い限り、珊瑚ちゃんを指でしっかりと固定(摘み)、右手で持ったハンドピースで加工を進めて行くやり方。
極力素手で珊瑚ちゃんに触れない様にする為にはグローブが必要ですが、ハンドピースの先端にグローブが触れてしまうと工具に繊維やラバーを巻き込んだり、或いは、擦り傷で済むところがひと皮剥けてしまったりと痛い経験が絶えず、色々...。
今にして振り返ると、師匠は私に加工をさせたくなかったんじゃないかなぁ...と思わんこともないなぁ。
当初からハンディは皆無!
痛い思いばかり経験させられた様な....
でも、その経験があったき、あの恐怖のジスクを使える様にもなりました。
ある日のこと。昔々、珊瑚ちゃんの加工&お商売をやりよったご老人と出会いました。
「珊瑚ちゃんの加工をさせて頂いております」。と言う私に、「誠、時代は変わったねぇ。女の仕事になったか、、、」と変なことを言う爺さんでした。
「ほいたら、あんたは型(ルース)を作るのに、どうやってやりゆう?(どの様にしてかこうしているのか?」と尋ねられました。
「この様にして・・・」と所作を交え口頭で説明すると、「ほんでか!あんたのその指!初めて見た時に輝く水虫があったっけ?親指の爪が薄うて指先がボロボロじゃと思いよった」と。
「そんな指で摘んでやりよったら指がボロになって、いつ迄たっても個数が仕上がらん!」と言って、後日、「とうの昔に(珊瑚加工)辞めたけんど、これをやるから使いなさい」と申され、頂いたのが
棒切れ と 竹
内心、汚いなぁ... と思ったのは事実でございます。m(_ _)m
しかし、やり方の説明を受け、実際に加工させて頂くと・・・
凄〜い!!
見やすい♪ 握りやすい♪ 加工しやすい♪
昭和55年頃迄使いよった....って! 一体何年前のだぁーーー
「あんたにやる!」
頂戴仕りましたぁ〜 お古っ
竹と珊瑚ちゃんを瞬間接着剤でくっつけて、丁寧に加工していきます♪
Lapinの加工法は、人から人へと受け継ぐやり方。
伝統は守るものではなく継ぐものだと思っているから。
大きなもんに触れることは出来んでも、珊瑚ちゃんの職人さんは「ヤタラから立体迄、加工することが出来て当たり前」。
世界一小さなLapinの工房は、このご時世であっても未だに樽くんが回転を続ける。
シャバンでカットし、ハブモーターが回転する。
この古い「枝」と「竹」に、暫し珊瑚ちゃんにくっついてもらい、歯医者さんから聞こえてきそうな(痛そうな)サウンドと共に、今日も珊瑚ちゃん&自然素材さんたちと楽しく対話しながら加工させて頂く。
90歳のお爺ちゃん職人さん方が、やって来た通りに。。。
あっ、、、 雨が上がったみたい。。。
んじゃ! また明日♪
高知県中部の午後からの降水確率は60% /////
土砂降り! 向う先が全く見えないくらいの大雨!
おまけに空が割れんばかりの雷
目が潰れてしまいそうな稲妻!
電池を買いに行っちょって、稲妻にやられたかと思いました。
ホンマに怖かったーーー!
さてさて本日は、ルースになってくれる珊瑚ちゃんたちをご紹介致しますね♪
何だこれはーーー?
その様に思われたお方も多いのではないでしょうか。。。
以前にも発信(独り言)したけんど、珊瑚ちゃんを加工させて頂くオシゴトは、綺麗な環境でエレガントに美しく出来るオシゴトではありません。
私の場合、最初にご指導賜りましたのが今のお師匠さんですので、これがたまるか、有無を言わさず豪快に素早く表面を削り、これまたスピーディに面取りを行い、その後は長〜く珊瑚ちゃんたちと向き合って、新たな息吹を吹き込んでいらっしゃるお方でございますので、一応、弟子的存在の私は、第一段階の表面を豪快に削るを習得してしまい、換気扇&集塵機が間に合わないくらい辺り一面真っ白に、、、
ずっと珊瑚ちゃんのお粉を皮膚に付着させていると、肌の水分と油分が珊瑚ちゃんのお粉によって吸着されてしまいますので、お肌もカサカサ!
原木様の表面を削り、カットし、雫型やカボションと云ったルースを加工させて頂く為に必要な昔ながらのお道具が「竹」と硬い木材の「枝」です。
Lapinが加工の勉強をスタートさせて頂いた当初は、極小で無い限り、珊瑚ちゃんを指でしっかりと固定(摘み)、右手で持ったハンドピースで加工を進めて行くやり方。
極力素手で珊瑚ちゃんに触れない様にする為にはグローブが必要ですが、ハンドピースの先端にグローブが触れてしまうと工具に繊維やラバーを巻き込んだり、或いは、擦り傷で済むところがひと皮剥けてしまったりと痛い経験が絶えず、色々...。
今にして振り返ると、師匠は私に加工をさせたくなかったんじゃないかなぁ...と思わんこともないなぁ。
当初からハンディは皆無!
痛い思いばかり経験させられた様な....
でも、その経験があったき、あの恐怖のジスクを使える様にもなりました。
ある日のこと。昔々、珊瑚ちゃんの加工&お商売をやりよったご老人と出会いました。
「珊瑚ちゃんの加工をさせて頂いております」。と言う私に、「誠、時代は変わったねぇ。女の仕事になったか、、、」と変なことを言う爺さんでした。
「ほいたら、あんたは型(ルース)を作るのに、どうやってやりゆう?(どの様にしてかこうしているのか?」と尋ねられました。
「この様にして・・・」と所作を交え口頭で説明すると、「ほんでか!あんたのその指!初めて見た時に輝く水虫があったっけ?親指の爪が薄うて指先がボロボロじゃと思いよった」と。
「そんな指で摘んでやりよったら指がボロになって、いつ迄たっても個数が仕上がらん!」と言って、後日、「とうの昔に(珊瑚加工)辞めたけんど、これをやるから使いなさい」と申され、頂いたのが
棒切れ と 竹
内心、汚いなぁ... と思ったのは事実でございます。m(_ _)m
しかし、やり方の説明を受け、実際に加工させて頂くと・・・
凄〜い!!
見やすい♪ 握りやすい♪ 加工しやすい♪
昭和55年頃迄使いよった....って! 一体何年前のだぁーーー
「あんたにやる!」
頂戴仕りましたぁ〜 お古っ
竹と珊瑚ちゃんを瞬間接着剤でくっつけて、丁寧に加工していきます♪
Lapinの加工法は、人から人へと受け継ぐやり方。
伝統は守るものではなく継ぐものだと思っているから。
大きなもんに触れることは出来んでも、珊瑚ちゃんの職人さんは「ヤタラから立体迄、加工することが出来て当たり前」。
世界一小さなLapinの工房は、このご時世であっても未だに樽くんが回転を続ける。
シャバンでカットし、ハブモーターが回転する。
この古い「枝」と「竹」に、暫し珊瑚ちゃんにくっついてもらい、歯医者さんから聞こえてきそうな(痛そうな)サウンドと共に、今日も珊瑚ちゃん&自然素材さんたちと楽しく対話しながら加工させて頂く。
90歳のお爺ちゃん職人さん方が、やって来た通りに。。。
あっ、、、 雨が上がったみたい。。。
んじゃ! また明日♪